2019年06月11日

1000円ぽっち

最近、世の中の動きが目まぐるしくて「世間の動き」カテゴリーの更新ばかりになっちゃってます。こんにちは、アドバイザーの中山です。

しかし、政府から8日に発表された驚きの方針に触れないわけにはいかなかったので仕方ないですよねface04



それは、通信会社との2年縛り契約の途中解約による違約金を上限1000円にするというものです。

現状、D社さんやS社さん、A社さんの大手はほぼ横並びの税込で約1万円かプランによってはそれ以上の違約金を請求されます。

これは格安SIMの会社もほぼ一緒です。この費用が10分の1になるというのはかなりの衝撃ですねface08

これにより通信会社の移行を容易にして各社の競争を促そうということみたいです。

合わせて端末の値引きにも20000円の上限を設け複雑化させていた料金体系をもっとわかりやすくしようとしています。

これまでは一括払いなら定価、でも2年縛りの分割なら割引くというようななんともわかりにくい契約だったのですが、おそらく最初に端末を20000円までの割引をして(端末の発売時期により変化)あとは通信料を払うというわかりすい方式になるのではないかと思います。

しかし、それを指をくわえてみているワケにもいかないのが大手さん。他の既存の名目の料金を上げたり、なんなら新たな名目を追加してそこで補填しようとするようなことも考えられますよねface07

一昔前のビール業界のように規制がかかればうまくそれを避けるように第二、第三のビールが生まれたような現象が起こってもなんら不思議ではありません。

実際、今年に入ってから発表された政府の要請による料金値下げでも、最安値にするには家族3人以上がその会社にしなければならないなどの今までよりも高いハードルを設けるという手法でした。そこまで政府は言ってませんでしたというスタンスだったのだろうと思われます。

端末の話に戻ります。端末料金の値引きに上限ができるということはこれまでよりも機種変更がしにくくなることが考えられます。これにより、同じ端末を長く大事に使うか、中古端末を購入するという選択肢も出てきますね。

ただ、中古端末はデータの復元をされるなどのリスクもあるので、そこをどうクリアにしていくかが課題です。現実的には同じ端末を長く使うという選択肢が強いですかね。そうなってくると端末の故障に対応できる補償が付いた保険が発達してくるかもしれません。現在も数社やっていますがまだまだ珍しい存在です。



それと今まで10万円くらいの高価な端末を使っていた人が3,4万円の中堅以下の価格の端末に移行してきそうですね。実際、10万円ほどの端末を使っている方にどんな使い方しているのかリサーチしてみても、中堅以下の端末でも十分にできるSNSや通話、ネットサーフィンくらいにしか使っていませんでした。

そのことからも実際には無駄に高い端末を購入する必要がない方々がほとんどなんです。

さて、政府は今秋には実現したいということですが、どうなることでしょうか。

それではよいモバイルライフを53  
Posted by モバイルホッパーズ at 21:18世間の動き